
Excelであればファイルを開いた際には最後に表示していた画面の状態で始まるからすぐに編集を始められるけれども、Googleスプレッドシートでは必ず画面左上からスタートするものだから、下へ下へと進展してゆくファイルであると先ずはデータの最下行まで移動せねばならない。
これは大変な手間であるからGoogle Apps Script(GAS)で以ってファイルを開いたら自動的に最下行のひとつ下の行まで移動するよう段取りした。先ずはGoogleスプレッドシートを開いて「ツール」→「スクリプトエディタ」を開く。

そうしたら以下のスクリプトを貼り付けて保存したら終いである。スクリプトの一連の段取りは、
- B2セルを選択
- データ最下行まで移動(Ctrl+↓)
- 一行下を選択
という具合である。
function onOpen(e) { var spreadsheet = SpreadsheetApp.getActive(); spreadsheet.getRange('B2').activate(); spreadsheet.getCurrentCell().getNextDataCell(SpreadsheetApp.Direction.DOWN).activate(); spreadsheet.getActiveCell().offset(1, 0).activate(); };
これで無事、ファイルを開いた際にデータ最下行のひとつ下の行へ自動的に移動して呉れるようになり、僅かに楽ちんになった。
