仮想マシンのコンソールにコピー&ペーストできるように設定

vSphere Client 7.0.3.00500
VMware Remote Console 12.0.1
Guest OS: Ubuntu 22.04 LTS

VMRCで仮想マシンのコンソールを開いて作業をしていると、しばしば双方でコピー&ペーストのやりとりがしたくなる。デフォルトではできないけれども、仮想マシンの構成パラメータに3つの設定を投入すれば可能になる。

仮想マシンがシャットダウン状態でなければ設定ができないから、先ずは電源を落とす。そうして右クリックメニューから「設定の編集」を選択する。

図1. 「設定の編集」をクリック

次に「仮想マシンオプション」を開き「詳細」を展開する。

図2. 「詳細」を展開

「構成パラメータ」の欄にある「設定の編集…」をクリックする。

図3. 「設定の編集」をクリック

ここで「構成パラメータの追加」をクリックして次の3つの設定を追加する。

NameValue
isolation.tools.copy.disableFALSE
isolation.tools.paste.disableFALSE
isolation.tools.setGUIOptions.enableTRUE
表1. 追加する構成パラメータ
図4. 3つの構成パラメータを追加

仮想マシンを起動してVMRCクライアントと双方でコピー&ペーストを試みると望み通りの動作となった。なお、WEBコンソールでのコピー&ペーストを実現する方法はどうやら無い様子であった。

図5. 双方でコピー&ペーストができている様子

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