レジストリからダークモードなどを設定

  • Windows 10 Pro 21H2
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個人用設定の色に関する設定をレジストリから変更する。ライセンス認証が未だ実施できない段階でキッティングする必要がある際に大いに重宝する。

図1. 個人用設定の「色」設定画面

ダークモード

ダークモードの有効・無効を切り替えるレジストリキーはここである。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize

値の名前と種類、データはこうである。

名前種類データ
AppsUseLightThemeREG_DWORD0: ダークモード
1: ライトモード

コマンドプロンプトからダークモードにセットするならこうである。

>reg add HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize /v AppsUseLightTheme /t REG_DWORD /d 0 /f
図2. コマンドプロンプトからダークモードを設定する様子

透明効果

透明効果の有効・無効を切り替えるレジストリキーはここである。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize

値の名前と種類、データはこうである。

名前種類データ
EnableTransparencyREG_DWORD0: 無効
1: 有効

コマンドプロンプトから透明効果をセットするならこうである。

>reg add HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize /v EnableTransparency /t REG_DWORD /d 1 /f
図3. コマンドプロンプトから透明効果を設定する様子

タイトルバーとウィンドウの境界線

タイトルバーとウィンドウの境界線の有効・無効を切り替えるレジストリキーはここである。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\DWM

値の名前と種類、データはこうである。

名前種類データ
ColorPrevalenceREG_DWORD0: 無効
1: 有効

コマンドプロンプトからタイトルバーとウィンドウの境界線の有効・無効を切り替えるならこうである。

>reg add HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\DWM /v ColorPrevalence /t REG_DWORD /d 1 /f
図4. コマンドプロンプトからタイトルバーとウィンドウの境界線を設定する様子

スタートメニュー、タスクバー、アクションセンター

スタートメニュー、タスクバー、アクションセンターの設定を変更するレジストリキーはここである。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize
名前種類データ
ColorPrevalenceREG_DWORD0: 無効
1: スタートメニュー、タスクバー、アクションセンターに適用
2: タスクバーだけに適用

コマンドプロンプトからスタートメニュー、タスクバー、アクションセンターの設定を変更するならこういう具合である。

>reg add HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize /v ColorPrevalence /t REG_DWORD /d 1 /f
図5. 無効に設定した様子
図6. スタートメニュー、タスクバー、アクションセンターに適用した様子
図7. タスクバーだけに適用した様子

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