Cドライブ直下にあらわれたmsdia80.dllについて

OS: Windows 10 version 1709 64bit

いつの頃からか知れないけれどもCドライブの直下にmsdia80.dllという名のファイルが居る。調べると、64bitのOSにMicrosoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージをインストールしたことが原因であるという。本来あるべき場所は

%programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\VC

ということである。Cドライブの直下が混雑するのは好きでないから、示されている回避策を参考にしてmsdia80.dllを移動する。

図1. Cドライブ直下にあるmsdia80.dll

コマンドプロンプトを管理者で起動してmsdia80.dllを移動したあとにregsvr32とか言うコマンドで以ってdllを登録し直す。そうすると「~msdia80.dll の DllRegisterServer は成功しました。」というダイアログが出現するから恙無く移動できた模様である。

c:\>move msdia80.dll "%programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\VC"
c:\>regsvr32 "%programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\VC\msdia80.dll"
図2. msdia80.dllを然るべき場所へ配置

なお、msdia80.dllのプロパティを具に見てゆくと製品名にMicrosoft Visual Studio 2005とあるから確かにMicrosoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージと繋がりがありそうな風情である。またmsdiaがMicrosoft Debug Information Accessorの略ではなかろうかということも分かる。

図3. ファイルの説明

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