bashを用いてSlackへメッセージを投稿する

という処理を実現するためにIncoming Webhooksという機能を使うようである。作業の大筋はこういう具合である。

  • Slackアプリを作成
  • Incoming Webhooksを有効にセット
  • ワークスペースへのアクセス許可を付与
  • 動作確認

Slackアプリを作成

まずナイスな緑のボタンをクリックすることでSlackアプリを作成するページへアクセスする。アプリに名を与え、活躍の場となるワークスペースを選択する。アプリ名はのちの変更が許されているから、命名に何時間もかける作業を先送りにできる。ワークスペースはあとから変更が効かないから勢い慎重にならざるを得ない。

Incoming Webhooksを有効にセット

アプリをこしらえるとBasic Informationのページへと遷移する。そうしたら「Add features and functionality」の中にある「Incoming Webhooks」をクリックする。ここにIncoming Webhooksを有効にするスイッチがあるから此れをクリックしてOnへと変更するのである。

ワークスペースへのアクセス許可を付与

Incoming Webhooksが有効にセットされるとページの下部にcurlのサンプルコマンドなどが現れる。此処で「Add New Webhook to Workspace」ボタンをクリックすると、アプリに対してワークスペースへのアクセス権限を許可する画面へと移るから投稿先のチャンネルを選択して「許可する」ボタンをクリックする。

此れによって遂に具体的なWebhook URLが誂えられる。Webhook URLは余所の人の悪用を避けるために内緒にせねばならない。あとはこのURLに対してJSON形式でメッセージをPOSTすることでSlackにメッセージを投げつけられるようになる。curlコマンドによるサンプルもこしらえてくれるから気軽に動作確認もおこなえる。

動作確認

サンプルのcurlコマンドを実行して、設定したワークスペースのチャンネルに対してメッセージが正常に投げかけられたら「ok」と表示される。スマートフォンにSlackを導入して良しなに設定を施してあれば通知もやってくる。

通知がやって来ないときはSlackの「おやすみモード」がオンになっていたりスマートフォンの省電力設定が妨害していることもあるから「通知のトラブルシューティング」を実施してみるのがよろしい。そうしてようやっと望んだ動作が手に入ったのである。

参考:
Sending messages using Incoming Webhooks

bashで直前のコマンドを実行

OS: Ubuntu Server 18.04.1 LTS
bash: 4.4.19

一般ユーザで以って迂闊に管理者権限が必要なコマンドを実行するとあっという間にrun as rootのようなエラーメッセージを頂戴して処理は終いである。コマンド履歴をひとつ遡ってsudoを付加して再実行すれば良いけれどもやや手数がかかるからも少し簡便にゆくならエクスクラメーションマークを二つならべて直前のコマンドを呼び出すのが良い。

$ sudo !!

概ね直前のコマンドをrootで実行しなおす際に大変需要が高いからこの方法を知ってからは専らこれなのである。

bashで変数をechoする際に文字列に含まれるアスタリスクがワイルドカードとして扱われないようにする

シェルスクリプトを組み上げる際に見栄えを考慮してオシャレなメッセージを表示しようとしたところ予期せぬ結果に困惑したものである。

$ msg="*** select * from avava;"
$ echo ${msg}
public_html src tmp select public_html src tmp from avava;

アスタリスク * がワイルドカードとして展開されているからいけない。これを抑制するには変数をダブルクォーテーションで囲い込んでやればよいのであった。

$ echo "${msg}"
*** select * from avava;

bashのマニュアルによればset -fやset -noglobコマンドによってダブルクォーテーションのあるなしに拘わらずアスタリスクをワイルドカードとして展開しないようにできる模様である。然し乍らあらゆる場合に於いてパス名の展開がおこなわれなくなるので影響を及ぼす範囲が明瞭でないなら控えたほうが良さそうな情勢である。

$ man bash
(snip)
       set [--abefhkmnptuvxBCEHPT] [-o option-name] [arg ...]
       set [+abefhkmnptuvxBCEHPT] [+o option-name] [arg ...]
              -f      Disable pathname expansion.
              -o option-name
                      noglob  Same as -f.

一旦展開しないようセットしたものの気が変わってやはり元の仕組みが嬉しい向きにはset +fやset +noglobを実行すればよろしい。

$ set -f
$ echo ${msg}
*** select * from avava;
$ echo "${msg}"
*** select * from avava;
$ ls *
ls: cannot access *: No such file or directory
$ set +f
$ echo ${msg}
public_html src tmp select public_html src tmp from avava;
$ echo "${msg}"
*** select * from avava;