Raspbianにmotionを導入

Raspberry Pi 3 Model B
OS: Raspbian Stretch lite March 2018
Logicool HD Webcam C270

Raspberry Pi 3 Model BにHD Webcam C270を接続すれば忽ち認識されるし、uvcvideoモジュールも併せてロードされるから面倒と向かい合うことなく使えそうな様子である。

$ lsusb
Bus 001 Device 004: ID 046d:0825 Logitech, Inc. Webcam C270

$ lsmod | grep uvc
uvcvideo               90112  0

motionパッケージのインストールには夥しい数のライブラリが導入される。此れに加えてffmpegも併せてインストールされるので自前でビルド用意したffmpegがあるならば上書きされぬようちょっと注意を要すると思う。

$ sudo apt install motion

設定ファイルにあるstream_localhostがonのままであるとlocalhostからしかライブストリームの様子を観察できない。他の端末から確認したいからoffに変更した。

$ sudo vi /etc/motion/motion.conf
#stream_localhost on
stream_localhost off

そうしたらmotionを起動する。

$ sudo motion
[0:motion] [NTC] [ALL] conf_load: Processing thread 0 - config file /etc/motion/motion.conf
[0:motion] [NTC] [ALL] motion_startup: Motion 4.0 Started
[0:motion] [NTC] [ALL] motion_startup: Logging to file (/var/log/motion/motion.log)

正常に起動したら、motionが稼働するマシンのIPアドレスの8081番ポートへブラウザでアクセスする。するとこういう具合である。

図1. ブラウザからウェブカメラの映像を確認

なお、セットアップモードという言葉に惹かれて-sオプションをつけて起動すると出力された映像はこういう有様であった。何がなんだか一寸わからない。

ドキュメントをみると変化のあった画素を黒白や青で表現するように読み取れる。動体検知の設定をする際のノイズ除去や閾値の決定をするにあたって役立つような風情である。

図2.セットアップモードで起動した際の映像

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