DBにMySQLを使うZabbixの通知メールが文字化けし、?????となる事象の対策

  • CentOS Stream release 8
  • Zabbix 5.0.26

先頃、zabbix-server-mysqlとその関連パッケージをdnf updateで以って5.0.25から5.0.26にアップデートした。すると途端に通知メールが文字化けし始め、復旧作業で余暇が潰える憂き目に遭った。

図1. 通知メールの文字化け
図2. 文字化けしていない頃のメール

調べ始めてすぐ、公式サイトのナレッジに辿り着いた。ところがシルバーというグレード以上のサポート契約を結んでいないと閲覧できないコンテンツであるという。年間30万円とか40万円という価格が目に飛び込んできて忽ち心持ちが沈んだ。

原因はとんと見当がつかぬけれども、リリースノートを確認してみるとZBX-21301あたりが引き金となっていそうな情勢である。クライアント・サーバ間で余計な文字コード変換が発生しているのかと思って、mysql-server.cnfの[mysqld]セクションにskip-character-set-client-handshakeを追記し、MySQLを再起動した。

$ sudo vi /etc/my.cnf.d/mysql-server.cnf
[mysqld]
skip-character-set-client-handshake

これで無事復旧したように映ったのも束の間、トリガー名だけが引き続き文字化けしておりまことに弱った。こっちこそ?????という気持ちである。

図3. トリガー名だけ文字化けしている様子

そこでZabbix Serverも併せて再起動してみると今度こそ解決を見た。

$ sudo systemctl restart mysqld.service
$ sudo systemctl restart zabbix-server.service

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください