- OS: Ubuntu 20.04.5 LTS
いつの頃からかapt upgrade
を実行すると下に掲げるメッセージが現れるようになった。
The following security updates require Ubuntu Pro with ‘esm-apps’ enabled:
メッセージに続いて表示されるパッケージのセキュリティアップデートを実施するには、esm-appsが有効になったUbuntu Proが必要であるという。Ubuntu Proた果たして如何様なものか調べると、有料のサブスクリプションということであった。
このサブスクリプションにより、10年間に渡るセキュリティアップデートの提供やカーネルのLivepatch機能が使えるようになる模様である。有料ということで尻込みしたけれども、個人用途であれば無料で5台のマシンまで使用できるとあるから、忽ちアカウントを作成した。
esm-appsを有効にするには、先ずマシンをUbuntu Proのサブスクリプションにトークンを使ってアタッチする必要がある。Ubuntu Proのダッシュボードにはトークンもアタッチのコマンドも載っているので大変やさしい。なお、トークンは自分だけの秘密にして、決して他人に漏らしてはならない。
コマンドを実行すると裏でアタッチが進捗している様子で、1~2分見守っていると処理が完了した。esm-appsも勝手に有効にしてあった。そうしてもう一度apt upgradeを実行すると無事にパッケージのアップデートが完了したから大変よかった。
$ sudo pro attach 21afZJrZz7aeA4VL34cnEKJq0kW65
メールアドレス・トークン情報は、ダミー情報でないのであればマスクしておいたほうが良いかと思います。(ダミーであれば無視してください)
「トークンは自分だけの秘密にして、決して他人に漏らしてはならない。」とは…