コマンドプロンプトでdesktop.iniの表示・非表示を切り替える

OS: Windows 10 version 1709

普段は包み隠されているdesktop.iniファイルをGUI操作で可視化するには

  1. フォルーダオプションの「表示」タブを選択
  2. 「隠しファイル、隠しフォルダー、または隠しドライブを表示する」を選択
  3. 「保護されたオペレーティング システムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す
  4. 警告メッセージに対して「はい」と回答

という手続きを踏む必要があり、一寸手間である。また、hiberfil.syspagefile.sysなどdesktop.ini以外の全てのシステムファイルにも影響が及ぶ。

図1. 「隠しファイル、隠しフォルダー、または隠しドライブを表示する」を選択
図2. 「保護されたオペレーティング システムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す
図3. 警告メッセージに対して「はい」と回答

一方でコマンドプロンプトであればGUI操作に比べてパソコンをやってる風でかっこういいし、指定したdesktop.iniに限って表示できる。これにはattribコマンドを使用する。こういう具合である。

>attrib -s -h desktop.ini

非表示に戻すのであればこうする。

>attrib +s +h desktop.ini

desktop.iniにはシステムファイル属性(S)と隠しファイル属性(H)が付与されており、attribコマンドによってこれを解除(-)したり設定(+)する、という仕掛けである。

>attrib desktop.ini
A  SH        C:\Users\guro\Downloads\desktop.ini

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