netplanによってネットワークインターフェース名を変更

OS: Ubuntu Server 18.04 LTS
Shuttle XS35V2
BUFFALO 有線LANアダプター LUA4-U3-AGT

ShuttleのXS35V2にUbuntuの再インストールを試みたもののネットワークカードをちっとも認識せず困った。ところへUSB接続の有線LANアダプタで以ってネットワークへの接続がすんなり成功した。

けれどもネットワークインターフェース名がenx00005e005300などと、途方もなく長く改めて困った。enxにMACアドレス00:00:5e:00:53:00が引っ付いた形式でまことに覚え辛い。

$ ifconfig
enx00005e005300: flags=4163<up,broadcast,running,multicast>  mtu 1500
        inet 192.168.0.150  netmask 255.255.255.0  broadcast 192.168.0.255

これでは扱いがむつかしいのでインターフェース名を変更したい心持ちである。そこで設定ファイルにmatchルールとset-name:プロパティを用いるとよろしい。MACアドレスが00:00:5e:00:53:00にマッチしたらインターフェース名をeth1にセットするという要求であればこういう具合に設定する。

$ sudo vi /etc/netplan/config.yaml
network:
    ethernets:
        enx00005e005300:
            match:
                macaddress: 00:00:5e:00:53:00
            set-name: eth1
            addresses:
            - 192.168.0.150/24
            dhcp4: false
            gateway4: 192.168.0.1
            nameservers:
                addresses:
                - 192.168.0.1
                search: []
    version: 2

あとはnetplan tryコマンドで設定が正しく記載されたか慎重に確認しながら反映する。たとえばMACアドレスの形式に誤りがあれば Invalid MAC address '00:00:5e:00:53:0', must be XX:XX:XX:XX:XX:XX という風情のエラーが現れるから妙な設定が適用される恐れが無くて堅い。

$ sudo netplan try --timeout 10
(snip)
Changes will revert in  9 seconds
Configuration accepted.

OSを再起動せずに内容を反映させるにはどうしたら良いのか奮闘の結果ついに分からなかったので、渋々OSを再起動してどうにかインターフェース名を変更した。

$ sudo reboot
$ ifconfig
eth1: flags=4163<up,broadcast,running,multicast>  mtu 1500
        inet 192.168.0.150  netmask 255.255.255.0  broadcast 192.168.0.255

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